とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

システムキッチンが設置されました!

2020/04/23 信頼のシステムキッチン住宅のキッチンの種類は大きく分けて二つ。一つはシステムキッチンと言われる規格品。もう一つは家の設計士に設計してもらうオーダー品。後者のメリットは何から何まで好みに合わせられる事です。一方前者のメリットの一つ…

キッチン受け入れ準備

2020/04/20 段取り八分仕事二分なんか前にも書いた事があったような格言ですが、建築工事の肝の一つはまさにこの部分だと思います。我々設計者は図面を描くだけで、作る事を考える事はあまりありません。どうやったら効率よく、そして美しく仕上がるか?そん…

フローリング施工

2020/04/16 フローリングの敷設工事をする前に設計図を描きますね。設計図の中では材料の仕様も記載しするため、こだわりの材料は設計図にきちんと書かなければいけません。今日施工するのはそんなこだわり材料の一つです。そしてこだわった材料ほど施工され…

プレミアムトマト「まいひめ物語」

古民家ネタはちょっとお休みして、今日はこれからが旬の食べ物。トマトについて。 何故トマトかと言うと、知り合いの農家から大量のトマトが届いたから! 真っ赤です! ツヤツヤです! さて、このトマト、熊本県産です。 とやまらいふなのに富山ネタじゃねー…

冬に備えて。

2020/04/15 床暖房パネルの敷設足場が無くなり工事がどんどん進みますが、同時に気を遣う作業が増えてきます。今日設置する床暖房パネルもその一つ。今までは釘や工具を落としても問題ありませんでしたが、床暖房パネルの配管に傷をつけると、工事のやり直し…

足場が外れたよー

更新が遅れてすみませんでした! ちょっとバタバタしてて… 2020/04/14 足場の撤去新築で建物を建てる時、外部足場が取れて外観が露わになる時はとてもワクワクします。今回は改修の為内部足場ですが、同じようにワクワクしてます。いろいろな完成品をお披露…

白さ爆発中②

2020/04/11 塗る珪藻土「珪藻土」というのは植物性プランクトンが化石化したものですが、実は我々の生活には珪藻土を使った商品があふれています。最近では珪藻土のバスマットなんかが売られてますね。建築で言うとトルコのアヤソフィア寺院のドームが珪藻土…

白さ爆発中①

2020/04/09 塗らない珪藻土誰が考えたかわからないですが、世の中には塗らない珪藻土があります。最近では車の色を変えたり、電車の色や広告など「塗り変え」ではなく「貼り替え」をするラッピングが流行ってますね。子どもの工作なんかもノリよりセロテープ…

自然由来塗料の登場

2020/04/06 食べれないナッツナッツといえば、マカダミアナッツ! 千葉県民ならピーナッツ? ほかにもカシューナッツやらヘーゼルナッツなんてものもありますね。 栄養価が高く、保存もでき、しかも美味しいという良いことずくめなナッツですが、今日は食べ…

下地処理

私のミスで、ちょっと時間が戻ってしまいました。前回記事の2日前の内容です。 2020/03/27 下地処理化粧をする時にまずする事と言えば? 女性の方ならお分かりですね。 化粧下地を付けます! 建物も同じで、綺麗な仕上げ(化粧)をする前に化粧下地と言う名前…

壁を閉じます。

2020/03/29 さらに安心をプラス!地震の時に踏ん張ってくれる耐力壁。すでにブレースは設置しましたが、こいつをさらに強固にする為、今度は板材を使います。鍵を打つ間隔などきちんとやらないと思い通りの耐力が発揮されません。ブレースにしろ今回の板材に…

富山と言えばます寿司でしょ④

シリーズ第四段。富山のます寿司です。 今日紹介するのは「千歳」さん。 何故千歳さんかと言うと、かなり良く通る道にひときわ目立って建物があるから! と言うわけで今日は千歳さんです。 前々から気になっていたのですが、実際食べたのは初めてでした。 さ…

補修?工事

2020/03/24 地味作業大きな仕事がひと段落したので、しばらく細かい作業が続きます。時間がかかる割に、見た目の変化が少ない作業って仕事でもよくありますよね。でもそう言う仕事って意外と大事だと思います。ここをきちんとやっておくと、出来上がりに差が…

今年が初めての富山の景色

春です! 桜です。 今年もこの季節がやってきました。 今年紹介する富山の桜の名所は、富山市民なら誰でも知っている「松川べり」です。 去年は市内からかなり距離のある場所でしたが、今年は富山市のど真ん中です。 www.tomtoy.site 松川と言うくらいなので…

電気工事の開始

2020/03/23 電気の隠蔽。夜明けと共に起きて、日没と共に寝るなんて生活も素敵ですが…古民家といえども生活まで古くしては不便すぎますよね。最低限、電気くらいは欲しい所です。でも存在はなるべく消したい!わがままですかね? 天井内作業が進んでいる最中…

ソーシャルディスタンス

コロナウイルスの収束する気配が見えませんが、いろいろな所で努力や対策が始まっていますね。私にできる事はほとんどありませんが、やれることを一つだけ。 日本では「3つの密」を避けましょう。 なんていわれています。 海外では似たような意味で「social…

続屋根裏作業

2020/03/16 新旧材料の共演。今までの古民家に無かった材料の一つとして金属と断熱材は既出でしたが、今日はまた一つ古民家には無い材料が登場します。新しい材料を古民家に使っていくと、如何に新しい材料が使いやすいかが良くわかりますね。 屋根裏の断熱…

屋根断熱

2020/03/14 上向き作業と下向き作業。同じ作業でも上向きで行うか、下向きで行うかで作業の効率が全然違いますね。新築ならば施工手順の工夫で上向き作業を減らすことも可能ですが、改修はそうはいきません。「段取り八分仕上げ二分」なんて格言?があります…

悲願達成!

ついにこの日がやってきました! 富山駅路面電車南北接続。 富山市民の方なら連日の報道でもう聞き飽きちゃいましたかね?でも富山市民、しかも北部民にとっては本当に悲願だったのです。 どんなに悲願だったかは過去の記事を参照ください. www.tomtoy.site …

足場作業第一段

2020/03/10 経験と技術が頼り。古民家は現代のように緻密に計算され、綺麗に製材された部材でできているわけではありません。ほぼ丸太のままのような、曲がっている材料もそのまま使っていて、各所が現場合わせで作られています。そうなると図面化するのは難…

足場が出来たよ!

2020/03/09 上へ上へ!床や壁の工事は一時中断して、工事は上へと進んでいきます。というのも床はこれから床断熱や、仕上げ工事といった破損や汚れに気を遣う作業になります。そんな作業を始めてしまってから上で作業してしまっては、物が落ちたりして破損や…

耐力壁施工

2020/03/07 安心をプラス!今日から改修のとても大切な耐震壁の工事がスタートです。完成時には壁の中に隠れてしまいますし、古民家ならではの開放感は犠牲になりますが、大地震時の安心感が上がります。大地震がいつやってくるかは分かりませんが、まずはや…

事件発生!

2020/03/06 事件発生!今日はトラブルに遭遇します。遭遇したのが子どもや、職人さん達ではなく、私で良かった事が不幸中の幸いでした。工事現場は危険がいっぱいですね。 さて今日も会社帰りに現地確認です。床が着々と出来ていっています。 大工さん2人が…

是正工事

2020/03/05 是正工事今日は一度敷いた断熱材を取り外します。これをやらなかったらと言って、後々必ずトラブルが出るとも言い切れませんが、念には念を。大工さんごめんなさい! さて今日は前回の解説から。前回帰り際にある問題に気づきましたが、どんな問…

床の新設

2020/03/04 床の新設 先月解体しててしまった床を新たに構築します。 古民家ならではの工法も大切ですが、現代の技術も使っていきますよ! 2日に一回は更新するって言ったなのに、3日経ってるよ!なんて突っ込みは止めてくださいね!解体が早く終わったため…

解体完了!

2020/02/28 解体完了 解体作業2日目。なんと今日で解体は完了です! 早すぎ・・・ え?もう?なんて声が聞こえてきそうですし、私も同じ事を思いました。 なんと2日で解体作業は完了です。なんでも職人さんを一度に手配出来たらしく、一気にやってしまった…

解体祭り開始

2020/02/27 解体開始 解体作業初日。職人さんは4人くらいかな? 本日は入り口より遠い場所から解体開始です! いよいよはじまりました、解体作業。コスト調整に手間取ったので、見積もり図提出から約1.5ヶ月後の着工になりました。 9時前には現場に入りまし…

古民家の庭とのつながりを考える。

古民家改修平面の決定要因解説シリーズ第五段、庭とのつながりについて。 2020/02/24 4つの庭を愉しむ 古民家といえば無駄に広い庭!我が家も多分にもれず庭がいっぱいあります。 これからの手入れを考えると頭が痛くなりますが、綺麗になったと仮定して庭…

古民家の風の通り道を考える。

古民家改修平面の決定要因解説シリーズ第四段、風の通り道について。 2020/02/21 心地よい風が抜ける古民家 いろいろな方向から吹いてくる風。動かない建物にとって、動く風をコントロールすることは非常に困難ですが、風が通り抜ける空間は気持ちの良いもの…

古民家の神棚と仏壇を考える

古民家改修平面の決定要因解説シリーズ第三段、神棚と仏壇について。 そんなのもっと後からじゃダメなの?なんて声も聞こえてきそうですが、神棚や仏壇には色々決まりがあって、後から考えるとちょっと「?」な場所になってしまう可能性を秘めています。また…