2020/04/15
床暖房パネルの敷設
足場が無くなり工事がどんどん進みますが、同時に気を遣う作業が増えてきます。今日設置する床暖房パネルもその一つ。今までは釘や工具を落としても問題ありませんでしたが、床暖房パネルの配管に傷をつけると、工事のやり直しや、後々のトラブルにつながったりしてしまいます。そんなことが無い様、職人の皆さんが気を付けながら工事がどんどん進みます。
足場が無くなったので、今まで出来なかった作業が始まります。
今日はその第一弾。床暖房の敷設です。
今ではいろんな暖房方式がありますよね。エアコンやストーブ、オイルヒーターなんて物もありますね。しかもストーブと一言に言っても、灯油やら薪やら電気やらと熱源を考えると選択肢がありすぎです!
そんな中我が家が採用したのは、温水式の床暖房。何故温水式の床暖房を採用したのかは、ちょっと長くなるので、追々まとめます。
今日は工事報告がメインです。
では施工箇所を見ていきましょう。
銀色の部分が床暖房パネルを敷いた場所ですが、足場の設置前に構築した床下地の上に床暖房用のパネルを敷き詰めます。
仕上げ材が一体になった商品もありますが、我が家は仕上げが別のもの。前者はコストメリットがありますが、仕上げが自由に選べないことが最大のデメリットです。
さて、先程「温水式」と書きましたが、その名の通り、このパネルに温水が通る温水管が張り巡らされています。
写真の曲がっている一筆書きの線が、お湯が通る管です。でもってパネルの端っこをみると、パネルにお湯が行く管と、そのお湯が帰ってくる管が出てます。
と言うわけで床暖房パネルの敷設は終わりましたが、これからはこの温水管を傷付けないために注意が必要です。部屋の至る所に注意書きがあります。(コロナの表示の方に目が行きがちですが…)
そしてパネルの上にはダンボールを置いておきます。
書いてある通り重たい作業もさることながら、落ちてた釘を踏んじゃった!とか、先の尖った工具を落としちゃった!とかでも破損のリスクがあります。
当然仕上げ工事ではそのあたり気をつけますが、仕上げ工事前から気をつけなきゃいけないなんて、なんて職人泣かせの作業でしょう…
と言うわけで今日はここまでー断熱性能最悪の古民家です。冬は床暖房に頑張ってもらわないと。快適だと良いけどなー