とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

下地処理

私のミスで、ちょっと時間が戻ってしまいました。前回記事の2日前の内容です。

2020/03/27

下地処理
化粧をする時にまずする事と言えば?

女性の方ならお分かりですね。

化粧下地を付けます!

建物も同じで、綺麗な仕上げ(化粧)をする前に化粧下地と言う名前では無いですが、下地処理をします。前回同様、最後は見えなくなってしまいますが、こういう所をしっかりやっておくと、仕上がりや耐久性が違ってきます。お顔にする化粧と似てますねー

では行きます!

土台となる部分の材料や、仕上げによって下地処理の方法は違いますが、今日行うのは既存土壁の下地処理。ここには仕上げとして珪藻土が塗られる予定です。

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木部が汚れないように養生をきちんとして下地材を塗っていきます。今回使う材料ですが、これまた虎のマークでお馴染みの吉野石膏のC-トップなる既調合プラスター(石膏)です。

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ちゃんと下塗り用って書いてあります。土壁に直接珪藻土を塗っても問題がないかもしれませんが、土壁からカビなどの汚れが出ない様にしたり、仕上げの珪藻土を塗り易くする為に下塗りをした方がベターです。メイクもいきなりファンデーションをする方もいらっしゃるようですが、下地処理した方がファンデのノリや、余分な皮脂を抑えられるとかなんとか…

そんなこんなで下塗りをした状態がこんな感じです。

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上側が下塗り完了後の姿ですが、もうこのままでも良いんじゃないか?と言うくらい綺麗になってます。

ひたすら下地を塗り進めて今日の作業は終わりです。

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だいぶ形が見えてきましたねー