2020/03/07
安心をプラス!
今日から改修のとても大切な耐震壁の工事がスタートです。完成時には壁の中に隠れてしまいますし、古民家ならではの開放感は犠牲になりますが、大地震時の安心感が上がります。大地震がいつやってくるかは分かりませんが、まずはやれるところから対策します!
床の下地まで施工が終わったので、床の上の工事が始まります。というわけで床上工事第一段は耐力壁です。壁なので空間の広さは犠牲になりますが、こいつが出来上がると、地震に対して「少しだけ」安心感が増します。
今日はまだ1箇所だけですが、筋交いと言う写真のバツ印の部材を施工していきます。筋交いの足元には、古民家ではほとんどお目にかからない金属が登場します。
古民家だから木材にこだわって、金属を使わずにやりたいところではありますが、安全に関わる部分なので致し方ないです。何よりこやつを使うことで、構造耐力を計算する上で重要な壁の長さを、実際の長さより2倍~3倍にまで延長して考える事ができ、開放感の高い古民家にいっぱい壁を入れずに済みます。
そんなこんなで筋交いをもう何か所か追加していく予定ですが、今日の作業はここまで。毎度おなじみ前日からのビフォアーアフターを載せて今日は終わりです!