2020/04/11
塗る珪藻土
「珪藻土」というのは植物性プランクトンが化石化したものですが、実は我々の生活には珪藻土を使った商品があふれています。最近では珪藻土のバスマットなんかが売られてますね。建築で言うとトルコのアヤソフィア寺院のドームが珪藻土だったりします。そんなわけで、研究や改良が進んでおり一言に「珪藻土の壁」といっても、多種多様な選択肢があるわけです。お気に入りの珪藻土を見つけるのは難しいですが、一つの参考になれば幸いです。
では行きます。今日は(本当の)珪藻土の仕上げをします。綺麗に塗られた、下地材の上にコテで丁寧に塗っていきます。
今回使う商品はフジワラ化学さんの「シルタッチ・フラット」と言う製品。
珪藻土と聞くとおそらくボロボロ土が剥がれてくるイメージを持たれる方が多いと思います。ところがどっこいこのシルタッチは砂の粒子が見えないほど細かく、漆喰と珪藻土の中間の様な仕上がりが期待できます。しかも土が細かいから塗りやすい!
と言うわけで完成形がこれ!
どおですか?上側が天井ですが、どっちがクロスでどっちが珪藻土なのか分からなくないですか?
ちなみに前回の写真はこちら↓です。
と言うわけで今日で足場の上での作業は終わりです。いよいよ明日は足場を解体しますよー