とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

屋根断熱

2020/03/14

上向き作業と下向き作業。
同じ作業でも上向きで行うか、下向きで行うかで作業の効率が全然違いますね。新築ならば施工手順の工夫で上向き作業を減らすことも可能ですが、改修はそうはいきません。「段取り八分仕上げ二分」なんて格言?がありますが、段取りって本当に大切ですね。

足場上作業第二段は屋根断熱。その名の通り屋根の裏側に断熱材を設置していきます。今回使うのも床と同じくネオマフォームさんです。垂木と垂木の間にネオマフォームを貼っていくので、根太間にネオマフォームを設置する床と基本的には同じです。ただ床との大きな違いがあり、床に比べて作業は大変です。

f:id:tomtom_com:20200323121909j:image

その違いは上向きで作業すると言う事。

同じ作業でも上向きか下向きでは作業性が全然違いますね。下向きなら材料を「置けば」良いですが、上向きの場合、材料を「固定」しないと材料がが落ちてきます。

f:id:tomtom_com:20200323122118j:image

しかも床は根太が新設だったので、断熱材の幅も一定でしたが、屋根の垂木は間隔がバラバラなので、断熱材も間隔に合わせて切り分けが必要です。

そんなこんなで同じ材料ではありますが、手間のかかる作業なのであります。と言うわけで今日からしばらくは屋根断熱作業ですが、さすが大工さん。仕事が早い早い!あっという間に進んじゃいました。

f:id:tomtom_com:20200323122001j:image

上が何もしていない屋根裏。下が断熱材施工済みですね。

では今日はこの辺で〜