とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

白さ爆発中①

2020/04/09

塗らない珪藻土
誰が考えたかわからないですが、世の中には塗らない珪藻土があります。最近では車の色を変えたり、電車の色や広告など「塗り変え」ではなく「貼り替え」をするラッピングが流行ってますね。子どもの工作なんかもノリよりセロテープです。お陰で我が家のセロテープ消費はとても多いです。貼る事が決して簡単ではないでしょうが、1つの選択肢として用意されている事はとても素敵な事ですね。

では行きます。小屋組の色がついた所で、軒裏に壁紙を貼ります。一言に壁紙と言っても、織物やビニルだけじゃなくて、珪藻土の壁紙、その名も珪藻土クロスと言ったものまであります。

そして今回使うのがまさにこの珪藻土クロス。

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ビニルクロスより施工に気をつける事がいくつかありますが、壁紙なので基本は一緒です。

販売元もサンゲツさんですし、ちゃんと不燃認定もされてます。

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さて、小屋裏に施工すると冒頭にお伝えしましたが、このブログの読者さんなら、壁は珪藻土を塗るのに、小屋裏はクロスなの?なんて思われるかもしれません。

その理由はコストと補修性になります。

まずコストですが、業者さんにもよりますが、今回は珪藻土珪藻土クロスにするだけでコストは3分の1以上です。

一方でクロスの補修は結構めんどくさいです。どこまで綺麗にするかにもよりますが、綺麗に直すには、1箇所に傷が付いたり剥がれたりしただけで、全面貼り替えです。

しかも珪藻土なのに剥がれてたりしたら、なんだ、クロスか!って思われちゃいます。

その点珪藻土なら、傷の付いた箇所だけで補修はOK。多少の傷もヘッチャラですね。

と言うわけで、壁は珪藻土にしますが、傷の付くリスクが低い天井面は、珪藻土クロスにした。と言うわけです。

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クロス施工前の写真です。ボード面にクロスを貼る時は、目地やビスの穴が目立たない様に、パテで平滑にしてから貼っていきます。ボードより色の薄い点がビス穴隠しのパテ、連続してるのが目地隠しのパテですね。

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貼った後はこんな感じです。

上側がクロスを貼った天井面。それ以外が珪藻土の下塗りを終えた壁面です。

壁の方はちょっとクリーム色がかってますが、下塗りなので無問題です。

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それにしても白のお陰で空間がとても明るくなってきましたねー

カシューを塗った木材とのコントラストも素敵ではありませんか!