2020/03/04
床の新設
先月解体しててしまった床を新たに構築します。
古民家ならではの工法も大切ですが、現代の技術も使っていきますよ!
2日に一回は更新するって言ったなのに、3日経ってるよ!なんて突っ込みは止めてくださいね!解体が早く終わったために工事が止まっていたのでしょーがないのであります。というわけで3日ぶりの現場ですが、現場には大量の材料が搬入されていました。
たくさんのビス類。
木材もいっぱいです。土に近い場所に使うので、檜です。
断熱材もいっぱいです。
そして床の工事も順調に進んでいます。
一気に2間が様変わりしていますが、今までほとんどが自然素材で作られていた古民家に、工業製品が3種入り込んでいます。床下を覗くとその3つが良く見えます。
上から断熱材、鋼製束、束石です。
断熱材はそもそも古民家にはなかった物ですね。これを入れることで床下からの熱の流出を防いで断熱性能を向上させます。
鋼製束は今までは木材で作られていた束を金属製にしたものです。床下で気をつける事といえばシロアリによる被害ですが、金属製にしてしまえばその辺りの不安を無くすことができます。また高さの調整が非常にしやすく、施工上も非常に合理的です。
束石については、そこらへんに転がっていた石を使っていたものを、整形のコンクリート製にしたものなので、特に性能が良くなったわけではありません。その証拠に手前の束石は以前も使っていた天然石の束石ですね。
そんなこんなで写真を撮り終えて、帰ろうと思ったときに問題を発見します。
この写真が分かりやすいと思うのですが、何が問題なのかは次回!すでに問題に気付いた方は建築関係者さんかもしれないですね。
では次回。