とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

キッチン受け入れ準備

2020/04/20

段取り八分仕事二分
なんか前にも書いた事があったような格言ですが、建築工事の肝の一つはまさにこの部分だと思います。我々設計者は図面を描くだけで、作る事を考える事はあまりありません。どうやったら効率よく、そして美しく仕上がるか?そんな事を考えながら材料の発注や作業を進められる施工者さんって素敵ですね。

床が出来たので床の上の工事に進みます。

床上工事と言えば?

そう!

キッチンですね。

ただキッチンにはいろいろな付属物があります。キッチン本体を設置する前にいろいろな準備が必要です。

今日はその準備工事をお伝えします。

まずは床から。

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前回の写真と同一ですが、床の準備は床を貼る前から終わってました。給水、給湯、排水、電源と色んなものが仕込まれてます。

真ん中の太いやつがシンクの排水管。写真奥側に二本出ている配管がシンクの給水と給湯、電源コードは浄水器用です。

んで手前側にちょっと離れて配管が二本。これが食洗機用の給湯と排水、電源コードは食洗機やらIH用です。

では次に天井です。

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天井に穴が開いていて、そこから銀色の物体がぶらーんとしています。これは排気用のダクトです。レンジフードにつながって、晩ご飯の美味しそうな匂いを家の外に届けます。

それと天井はもう一つ。

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え?

何?って感じですかね?

答えは照明です。

画面上下に走る黒い線ですが、真ん中の一本だけ太いですよね?天井材を支える黒い材に沿わせて、ライティングダクトが設置されてます。

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そして最後が壁です。

今回我が家のキッチンはアイランドキッチンになりますが、アイランドキッチンには完全に島状(アイランド)の物と、加熱調理器の横に壁があるキッチンがあります。

前者は遮るものがなく開放感が素晴らしいですが、炒飯とか作る時にご飯がキッチン側面に落ちやすいです。

後者はその逆ですね。我が家は加熱調理器の横に畳スペースがあるので、汚れに配慮して後者です。と言うわけでキッチン横に壁を作ってキッチンの受け入れ準備完了です。

今日は久しぶりにビフォアーアフターで締めたいと思います。工事初日との比較です。

かなり変わりましたねー

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Before

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After