2020/03/23
電気の隠蔽。
夜明けと共に起きて、日没と共に寝るなんて生活も素敵ですが…古民家といえども生活まで古くしては不便すぎますよね。最低限、電気くらいは欲しい所です。でも存在はなるべく消したい!わがままですかね?
天井内作業が進んでいる最中ですが、並行して電気工事が始まります。
ブレーカー前には沢山のケーブルが垂れ下がっています。ここを起点に各所に電気が配られます。
コンセントになる部分を見ていきます。まずはこんな感じで、黒いBOXが取り付けられていきます。ここに上とか下から電線が伸びてきて、最終的によく見るコンセントになります。
そして照明の設置場所です。照明と一言に言っても色々あります。上からぶら下げるペンダント照明、壁から持ち出すブラケット照明、天井面につけるダウンライトや、照明器具をレールに取り付けるライティングダクトなどなど…
今日紹介するのはペンダント照明を付けるための配線工事。
日本ではよく見かけるタイプですが、電線の先にお馴染みの引っ掛けシーリングなんて呼ばれている器具を取り付けます。こんなやつです。
今回この照明は写真のココ、大梁の真下になります。
普通なら梁の上から電線が来て、梁の側面に電線を回して、こんな感じになります。梁上の電線は下からは見えないのですが、そこから下に下ろす時はどうしても電線が下から見えてしまいます。
しかーし!
電線は見せたくありません!
というわけで、梁に穴を開けて貰います。
おおー
良い感じです。
分かります?梁の上からずぼっと穴をあけて、そこに電線を通してます。
横から見ると分かりやすいですね。
ん?穴あけちゃって良いの?強度は?
気になりますよね。僕も気になります!(笑)
…
まー大丈夫でしょう。というのもさっきの写真のココ。
吊りボルト用の穴が開いているのです。
さすがに無限に開けても良いわけではないでしょうが、、、
と言うわけで今日はこの辺で〜