とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

富山地方鉄道の魅力(その2)

先週末は知り合いの結婚式で県外にいたので、今日は「また」地鉄ネタ。

主役の地鉄については過去の記事も一緒に見ていただけると幸いです。

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と言うわけで今日お伝えするのは富山地方鉄道の車窓の魅力について。

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写真を載せたらもう説明不要な気がしますが、立山連峰と田園風景がとても素敵です!

さてそんな素敵な景色ですが、地鉄ならどこでも見えるかと言えばそーでも有りません。もちろんそれぞれ魅力はありますがオススメは立山線。寺田駅を出ると立山連峰と平行に南下するため、車窓の東側にはずっと立山連峰が見えてます。上滝線も同様に南下するのですが、街の中を南下するため障害物が多い気がします。

でもってどうせなるなら、過去の記事でも触れた、西武鉄道から来たレッドアローに乗ってください。

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理由は窓!

トップの写真でわかる通り、秩父の素敵な景色が見れるよう、大きな1枚ガラスの窓が付いています。レッドアロー以外は昔の通勤車両のため、窓が開けられるよう、横桟が付いてしまっています。そのあたりさすが特急列車を改造したレッドアローならではと言ったところでしょうか?

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しかも運良く水戸岡さんのレッドアローに乗れた場合、景色鑑賞用ハイカウンターまで用意されてます!

そして、車窓が綺麗なのは何も横だけではありませんよ。進行方向だって結構楽しめます!さっきも書いた通り、寺田駅から岩峅寺まではほぼ一直線に南下する為、写真の通りどこまでも真っ直ぐな線路が続きます。

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曲がっていた方がその先に何があるかわからなくてワクワクする!と言う意見もあるとは思いますが、どこまでも真っ直ぐな道もなかなか捨てがたいですよ!富山県民みたい(笑)

さて、岩峅寺駅まで行くとその先は少し様子が変わって山の中を走ります。

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山も大分近くなりますが、岩峅寺から立山駅までのクライマックスは何と言っても千垣橋梁という名前の橋。

電鉄富山駅から立山駅の区間地鉄常願寺川を計3回渡りますが、2回目に渡るのがこの橋。千垣駅を過ぎてすぐに渡りますが、ちゃんと景色が堪能できるように、電車のアナウンスとともに速度もゆっくりにしてくれます。

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残念ながら車窓から撮影しているため、千垣橋梁そのものの写真はありませんが、常願寺川を眼下に素敵な景色に出会えます。

そしてなんとこの千垣橋梁、土木学会による選奨土木遺産に認定されているそうです。

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土木建造物としての価値を私が語ることはできませんが、土木学会の解説には「鋼スパンドレルブレーストアーチの美しい鉄道橋」と書いてありました。

その先は常願寺川を左手に見ながら、立山駅までひたすら登り続けます。

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電鉄富山から約1時間の所要時間です。

そのまま立山に登るのもよし、日本一の落差をほこる称名滝をみるもよし、はたまた富山平野を陰ながら支えてくれている人たちの功績を学びに砂防博物館にいくのも素敵だと思います。

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移り行く車窓の景色を楽しみに行かれてはいかがでしょうか?

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