今日も富山の小さな魅力を発信して行きます!
いつか富山の小さな魅力がいっぱい詰まったブログになるのを夢見て!
と言うわけで今日は「岩峅寺駅」
読めます?「いわくらじえき」です。
小田急線やら東急線、東武、西武などなど数えたらいっぱいある関東の有名私鉄ですが、富山にだって私鉄はあります。
なんてステキなネーミング!
都心になる事を諦めて、最初っから「地方」と自ら宣言しています!
いや、「富山地方」なのか?
どこで切るかで意味が違いますね…
日本語って難しい…
とまあどっちが正しいかは置いておいて、この富山地方鉄道、書き出したらいっぱいネタがあるので今日はその地鉄の駅の1つ「岩峅寺駅」について紹介。
もし、先に地鉄の魅力を知りたい方は、映画「RAIL WAYS 愛を伝えられない大人たちへ」を見てみてください。
映画についてもまたブログでちゃんと紹介しますが、ストーリーはともかく地鉄の魅力がぐっと詰まってますよ。
さて前置きが長くなりましたが、本題の「岩峅寺駅」の魅力紹介。
地鉄は富山駅(正確には電鉄富山駅)を起点に立山方面と宇奈月方面に向かう電車が有りますが、なぜか立山方面には上滝線と立山線という2本のルートを選択できます。
その2本のルートが合わさるのがこの岩峅寺駅。
富山駅からはどちらのルートを選択しても30分くらいで着きます。
運賃は660円。
関東の激安区間、横浜ー渋谷が267円を考えるとちょっとお高めですね(笑)
そんな岩峅寺駅ですが、最大の魅力は鉄筋コンクリート造の建物に木造の庇というちょっと変わった建築様式と駅舎の古さ。
(地鉄の駅は大半が古いのですが、、、)
その建築様式と古さを活用して映画「剣岳~点の記~」が撮影されてます。
(以前の記事でも映画「剣岳~点の記~」について触れてますので宜しければ併せてご覧ください)
そして待合室にはその時の記録が詳細に記録されています。映画の中では明治時代の富山駅として使われているのですが、その時の苦労などと合わせて、映画のセットの絵コンテも展示されてます。いつもの駅舎と映画の中の駅舎を見比べるだけでも建築関係者としてはなかなか楽しいものです。
地鉄電車にのって立山まで行かれる方、上滝線に乗れば、必ず岩峅寺駅で乗り換えです。立山線でも普通列車であれば岩峅寺駅での停車時間が比較的長い便もあるようです。一度改札を出て、駅舎をご覧になってみてはいかがでしょうか?
ただ地鉄電車の通常の切符は途中下車ができないと思います。駅員さんに交渉するなり、切符を分けるなり、フリー切符を買うなりしてくださいね。