今日はこのブログのアイコンになっている
こやつについて解説します。
得体の知れない生き物ですが、
ちゃんとモデルになった生き物がいます。
その名も「幻魚(げんげ)」
富山の冬から春までのおいしいの味覚です。
幻(まぼろし)っていうくらいだから
中々手に入らないしお高いんでしょ?
って思ったあなた!
ばん!
え?
え?
これ・・・
10匹は入ってますよね?
20円/匹・・・
安すぎでしょ!
「げんげ」というのは「下の下」が訛ったとされているようで、
「幻魚」というのは当て字のようですね。
「下の下」・・・
最弱クラスです!
この時期のカニ漁に出ると、カニと共に網にげんげが大量に取れるらしく、網や魚を傷つける上に、直ぐに痛むことから、漁師たちから嫌われて「下の下」と呼ばれていたようです。
写真ではわかりづらいのですか、
こやつの特徴は、
体にゼリーを纏っておることであります。
ゼリー?
ウロコじゃなくて?
なんでもウロコが形を変えて、
ゼラチン質になったとものの本には書いてあります。
んでこのゼラチン質を堪能する食べ方がこれ!
プルプル食感を楽しみつつ、
癖のない白身とよく出汁の出たスープ。
寒い冬に熱々で食べるのが私のおすすめ!
最近では干物が東京でも堪能できるようですが、ゼラチン質を味わえないげんげなんて、
喋らない明石家さんまさんみたいなもんです!
まだ食べたことのない人は一度試してみてはいかがでしょう?
作り方は超かんたん!
頭を落として、内臓を出して茹でて醤油で味付けするだけ!
臭みが気になる人はごぼうのささがきを入れた方が良いかも〜
ただ、うちの奥さんからも、東京から過去遊びに来た友人たちからも、好評価が得られていないことだけは断っておきます(笑)