とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

脱サラしたよ。part1

年が明けて、令和も3年目に突入ですね。

本年も「とやまらいふ」をよろしくお願いいたします。

さて私事ですが、昨年末をもって予定通り12年以上勤めた会社を辞めて、プータローとなりました。

有休を使って旅行とかも行きたかったのですが、残務とコロナ禍のせいで、ほとんど途切れる事なく仕事が続きます!

とは言え誰かが「仕事の報酬は仕事」と言ったように、仕事がある事に感謝しなければいけません。

早速自分の仕事に取り掛かりますが、起業したらやる手続きがあるので、数回に分けて纏めておこうと思います。

まずは起業云々ではなく、退職してすぐに手続きが必要な「国民年金」と「公的医療保険」の切り替えについて。

 

 

では行きますね。

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まずは「国民年金」から。

国民年金は「日本に住んでいる20歳~60歳の人」は全員加入する義務がある制度で、20歳以上の方は上の写真の年金手帳をお持ちだと思います。

ウチはテレビがないから!とかワンセグ機能ないし!とか駄々をこねて義務なのかどうか怪しいN〇Kの受信料とは違い、ちゃんと「義務」です。

会社員の方は会社がちゃんと払ってくれている為、あまり意識していないかもしれませんし、年金手帳も会社が管理しているかもしれませんが、ちゃんと加入してます。

ところが自営業になったら、年金手帳は会社から返却され、代わりにお金を払ってくれる人がいないので自分で払う必要があるのです。

つまり、役所に行って、「会社辞めたので、これから国民年金は自分で払います!」っていう宣言をしてこないといけないという事です。

ところでこの国民年金ですが、そもそも私たちにどんなメリットがあるのか?そして手続きを忘れた場合どうなるか?という事ですが、専門家ではないのでごくごく簡単に書いておきます。

まずはメリットから

①読んで字のごとく、「年金」として65歳以上になったらお金がもらえます。生きている限りずーっともらえます。

②けがや病気で障害が残って働けなくなった時もお金がもらえます。

③子供がいるのに、死んでしまった時に自分の子供たちが生きていくためのお金がもらえます。

「年金」とついているので①だけだと思われがちですが、②や③もとても重要ですよね。東京でコロナウイルスの1日の新規感染者2000人を超え始めてますが、コロナは後遺症がある人もいるようですし、万が一のことも起きてます。そんな時にとても助かるのがこの「国民年金」というわけです。

さてこんなメリットいっぱいの国民年金ですが、受給資格を失ったら大変です。なので切り替えをきちんとして、未払いの無いようにしておかなければいけません。

とは言え相手は鬼ではなく日本国ですし、我々も人間なので支払いを忘れることもあります。未払いがあったからと言って受給できなくなるわけではないですし、あとからまとめて払う方法もあるようです。過度に心配する必要は無いですが、独立したらちゃんと忘れずに手続きをしましょう。

次に「公的医療保険」。

これは病院に行くと「保険証」出してください!と言われるやつです。いろんな選択肢がありますが、基本的には会社を辞める時に保険証を返せと言われます。

保険証を返した後、病院に行く必要が出たらどうします?いつコロナに感染するか分からない昨今では1個目の国民年金より問題かもしれないですね。

というわけで、独立したら「公的医療保険」の切り替えが必要になります。

そもそもこの「公的医療保険」ですが国民皆保険制度といわれ、こちらは国民年金より範囲が広く「すべての国民」に加入義務があります。こちらも企業に所属している間は給料から天引きされていたため、ほとんど気にすることは無いと思いますが、独立したら自分で保険料を払う必要がある為、年金同様、役所に行って、「会社辞めたので、これから公的医療保険は自分で払います!」っていう宣言をしてこないといけないという事です。

ちなみに公的医療保険は、下の5つに別れていて、会社員を辞めて独立する人は「健康保険」から「国民健康保険」に切り替えが必要です。

■健康保険:会社員の方など(例)〇〇健康保健組合

■共済組合:公務員の方など(例)〇〇共済組合

船員保険:船舶の船員の方など

国民健康保険:自営業の方など

後期高齢者医療制度:75歳以上の方など

 

さて最後にこう言った手続きをどこで行うかを触れてきませんでしたが、どちらも基本的にはお住まいの市町村役場になります。私の場合は国民健康保険証も10分も待たずに発行してもらえました。独立したらまずは役所に行って、「国民年金」そして公的医療保険である「国民健康保険」への切り替えを忘れずに!

今回は文字ばかりのつまらない記事になってしまいましたが、今日はここまで。