久しぶりの建物ネタです。
早速ですが写真から。
じゃん!
我が家です。今回は去年の雪で壊れた屋根、雨樋を直したのでご報告です。
今頃?なんてツッコミはやめてくださいね(笑)さて、ほぼ修理が終わったのですが、雨樋にご注目。
わかります?
新品の10円玉みたいに輝いているのがわかりますでしょうか?最近の建物ではほとんど見ないですが、我が家の雨樋は銅で出来てます。
どうして?(銅だけに!)
…
正解は古民家だから。
今は雨樋といえば塩化ビニール製が多いですが、昔はそんな便利なものが無かったと言うところでしょうか?
と言うわけで、塩化ビニール製や他の金属で置き換えても良かったのですが、古民家の雰囲気を守るため、オリジナルと同じ銅製としたと言うわけです。
さて、ここで鋭い方なら、先ほどの写真の下の屋根にはキラキラした雨樋ついてないじゃん!なんて思われるかもしれませんし、他の古民家にだって見た事ないぞ!なんて意見もあると思います。
はい。その理由はズバリ腐食です。サビって言った方が分かりやすいですね。冒頭で10円玉って書きましたが、10円も新しいやつならピカピカしてますが、古いのは黒ずんでますよね。
と言うわけでピカピカしてるのは今だけなんです。最近の建物は新築と同じ状態が長く続くような材料が好まれてます。確かにいつまでも綺麗な建物も素敵です。
でも時間と共に色が変化していくのも、味が出てきてなかなか素敵だと思いませんか?
ちなみに酸性雨のせいで、時間が経つと穴が空いたりします。そのくせ価格は塩化ビニール製の10倍近くするので、あしからず(笑)
おしまい。