とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

富山と言えばます寿司でしょ⑤

今週のお題「寿司」

というわけで、久しぶりにます寿司ネタを書きます。

というのも久しぶりに鉄道利用の出張に出たから。

過去の記事を見たいか方は下のリンクからどうぞ。

富山と言えばます寿司でしょ① - 関野屋さん

富山と言えばます寿司でしょ② - 青山総本舗さん

富山と言えばます寿司でしょ③ - なかの屋さん

富山と言えばます寿司でしょ④ - 千歳さん

今回は川上鱒寿し店さん。本社はます寿司屋さんのメッカ、舟橋の近くに位置する富山市丸の内。本社の場所から察するに老舗なのは間違いないですね!

では早速今回のます寿司を紹介したいと思います。

まずはいつも通りパッケージから。

f:id:tomtom_com:20210727042523j:image

銀色のボーダーの中に鱒の絵が描いてある紙、それと本体が黄緑色のひもで結ばれています。ます寿司の包装としては一番オーソドックスな奴ですね。

f:id:tomtom_com:20210727042746j:image

そして原材料名。こちらも特に変わったところはありませんが、鱒は「サケ類」表記です。

開封していきます。

f:id:tomtom_com:20210727042919j:image

中に入っているものも至って普通です。説明書、おしぼり、割り箸、プラナイフ。こうしてます寿司のパッケージを見てると、プラナイフは置いておいて、それ以外は自然の物で作られてます。昨今のプラ問題を考えるとこう言う昔ながらの包装って大事なんですね。

f:id:tomtom_com:20210727043419j:image

さて、話が脱線しましたが説明書を読みます。この辺りも普通ですね。ます寿司そのものの説明と、食べ方の説明が記載されてます。

気になるのはこの文言でしょうか?

f:id:tomtom_com:20210727043449j:image

「冷蔵庫には絶対入れないでください」この文言は始めての気がします。「他社さんは直射日光を避け常温で保存してください。」程度の表現だったと思いますが、かなり強い口調で禁止されてます。しかもよく見ると温度までしっかり指定されてるではありませんか!凄くデリケートなのか?はたまた最高の状態でお客に食べてもらいたい。と言う思いの現れなのか?いずれにしても、商品への愛を感じますね。

そんな作り手の愛を感じながら開封していきます。

f:id:tomtom_com:20210727080314j:image

桶をひっくり返して、底を外します。

f:id:tomtom_com:20210727080423j:image

多分に漏れず綺麗な笹で巻かれています。心なしか笹が油分で濡れている箇所が多い気がします。ますに脂がのっている証拠なのでしょうか?

f:id:tomtom_com:20210727080618j:image

そのまま上の笹をめくります。底側に鱒がいるので、川上さんは、関野屋さん青山さんと同じく、鱒を先に敷いてからご飯を載せるタイプのようです。

あとはナイフで切って食べて行きます。第一印象としては特筆する事が無いかな?って感じでした。

しかーし!

食べ進めていくと米がうまい!

全体的に味付けは薄い方だと思うのですが、そのせいもあってか、お米の甘みがしっかり感じられます。当然上に載ってるマスも美味しいのですが、お米の味が印象的でした。

f:id:tomtom_com:20210727081934j:image

ます寿司の米は殆どのお店が富山県産の米を使っていて、川上さんも富山県産米です。銘柄はなんなんでしょうね〜

あとの印象としては、お米の押し具合が少し弱い気がしました。あまり強く押さないのもお米の美味しさを引き出す工夫なのかもしれませんね。それに冷蔵庫への入庫禁止。あれも米を固くしない為のお願いなのかもしれないです。

と言うわけでシリーズ第5弾はここまで。次回もお楽しみに〜