しばらく改修ネタばかりだったので、今日は久しぶりに富山地方鉄道ネタを書こうと思います。最近ブログを見始めた方は、富山地方鉄道について過去の記事も併せてご覧いただけると幸いです。
では行きます。
今日は釜ヶ淵駅(かまがふち)という駅について。
富山地方鉄道の立山線にある駅で、以前書いたことのある岩峅寺駅の2つ前の駅になります。
駅のホームは2つあるのですが、片方は線路が敷設してなく、当然のことながら無人駅です。そんな田舎らしい人気(ひとけ)のない駅ですが、何故か活気を感じます。
その理由が地元住民の方々や、この駅から最寄りの釜ヶ渕小学校の関わりです。(どうでも良い事ですが、駅は「淵」で小学校は「渕」なんですね。)
なんと駅の環境美化活動を地元の方や小学校の生徒が協力して行っているようです。
先ほど書いた使っていない方のホームにはプランターがいっぱい置いてありますし、待合室にも小学生の活動の記録がいっぱいです。
義務教育の期間は電車を使う機会も少ないでしょうが、高校生になればほとんどの学生がこの駅を使うことになるはずです。(と言うか利用者の大半が高校生の気がしますが…)公園や公民館、コミニュティ施設など、色々な交流施設がありますが、駅ほど地域の交流施設として優れた物は無いんじゃないかと思っています。
都会のように分刻みで電車が来るわけではなく(撮った写真の電車が都会の電車という矛盾をお許しください。)ほとんどの学生が同じ電車で登校します。普通だと高校が違うとなかなか会えなくなる友達もいますが、こうやって小さい頃に自分たちが綺麗にしてきた地元の駅で、いつもと同じ仲間に会える事ってとても素敵な事なんじゃないかと思います。そして歳をとって落ち着いたら、また駅を綺麗にするために集まってもらいたいですね。
駅周辺には特別素敵な観光地があるわけではありませんが、時間のある方、フリー切符を買われた方は一度下車してみてはいかがでしょうか?
ちなみにこの季節だとちょっと北上するとレンゲ畑に出会えます。
ところでレンゲ畑って、どんな目的があって作っているかご存知ですか?
蜂蜜を作るため!
じゃないみたいです。
蜂の巣箱も置いてありますし、写真を撮ってる間も周りでミツバチさん達が必死に働いていたので、目的の一つである事は間違いないようですが、本来の目的は田んぼの肥料にする為だそうですよ。
と言うわけで今日はこの辺で〜
レンゲ畑の場所だけ共有しておきますね。