とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

事務所改修DIY⑧

更新が遅くなってごめんなさい!さて、今日は天井をいじっていきます。

と言いつつ今回は直天井仕上げなのでやる事は2つだけです。1つは照明取付け用の準備、もう一つは塗装です。

では最初の照明取付け準備から。今回設置する照明は以前の完成イメージでもお伝えしたように、ライティングレールになります。

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ただ我が家の天井には断熱材が施工されています。断熱材は発泡スチロールみたいものなので、そこにライティングレールをぶら下げようものなら、あっという間にレールごと落ちてきます。

そこで活躍するのが、天井解体時に発掘されたインサート。

こんなやつです。

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こいつを頼って下地を取り付けます。1番手取り早いのは、下の画像のようなライティングレール専用のハンガーを使う方法ですが、今回は違う方法を採用します。

違う方法と言うのは、インサートを頼りにライティングレールの下地となる木材を設置して、それに直接ライティングレールをビス留めする方法です。

(下図左側の方法。右側はハンガーを使った場合)

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何故そうしたかと言うと、コスト(ハンガーはAmazonだと¥1000/個ですが、木だと下地の総額で¥1000くらい!)と、埃溜まりを作るのを避けた、そして視覚的になるべくスッキリさせたいというのが理由です。

と言うわけで早速取り付けていきます。

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用意するのは①30×40の角材②ドリル③ドリルの刃④ボルトとワッシャーの4つ。ドリルの刃は後述しますが2種類用意します。

まずはインサートの位置に合わせてボルトの穴を開けていきますが、最初はちょっと見慣れないドリルの刃を使います。その名も「座ぐり刃」。まずはこいつで10mmくらいの凹みを作ります。


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凹みが出来たら今度は凹みの真ん中にボルト用の穴を開けます。


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こんな感じです。

何故こんな事をするかと言うと、下の図を見ていただければと思いますが、ライティングレールを取り付ける時にボルトが邪魔にならないようにするのが理由です。

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と言うわけで、パース通り2列のライティングレール用の下地の設置が完了です。

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次は天井を塗っていきますが、先程の下地も一緒に塗っちゃいます。

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用意するものは、ペンキ、はけ、ローラーの3つです。はみ出したら困る場所がある場合はマスキングテープなんかも必要ですが、今回はそう言う場所がないので使いません。(面倒だし、、、笑)

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塗装時の注意としては、断熱材に塗ることをちゃんと考慮してする必要がある事です。具体的には2点。一つはペンキの量です。断熱材は表面がブツブツしているので、たいらな面に比べて、表面積が大きいので、思いの外ペンキを使います。通常だとペンキの容器に参考塗り面積が記載されていますが、記載面積の倍以上のペンキが必要になる事もあるので、購入時は注意が必要です。

2つ目はペンキの種類。ペンキと一言で言っても色々あります。もちろん色々あるのには理由があって、耐久性が違ったり、塗る時の匂いや、塗料の塗りやすさ、乾いた後のふっくら感など多種多様です。ぶっちゃけネットで探すと間違いなく悩みます。なので私のオススメは、最寄りのホームセンターに売ってる「水性塗料」を選ぶ事。そしてあわよくば「無臭」と書いてあるとなお良いです。水性塗料はその名の通り、水で薄めることが可能です。当然使い終わったハケなどを洗うのも水で洗えます。塗料が乾いた後に濡れたら剥げないか心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、乾いた後は濡れても剥げないので大丈夫です。

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ただ一つだけ絶対に守った方が良いのは、必ず発泡スチロールに塗れる塗料をチョイスしてください。このチョイスを間違うと、塗ったところから断熱材が溶けていきます。

あとは艶があった方が良いか、それとも艶消しにするかを決めて購入してください。

さてさて、長くなりましたが、そんなこんなで天井を黒く塗り上げて今日はおしまいです。最後はいつものビフォアーアフターで終わります。ではまた次回〜

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