前回桜ヶ池クアガーデンの向日葵畑を紹介しましたが今回は隣接する桜ヶ池公園について。
隣接とは言っても大人の足で片道五分はかかるので、サービスエリア休憩の方は、逆に休憩にならないかもしれないのでご注意下さい。
さてタイトルにあるようにこの桜ヶ池公園ですが、一見すると何処にでもある遊具のある普通の公園です。
ところがどっこい、遊具の注意書きを読んでみます。
「この世は楽しいものほど…」
?
のっけからこの世を語り始めます。遊具の説明だよな…
途中「カンダタの蜘蛛の糸」まで出てきます。芥川龍之介ですよね?
わかる子どもいるのか?
そして極め付けは「オトナになった時、再びふるさとにUターンする様に…ご両親がお待ちです。」若者が都会に出たっきり戻ってこない、田舎の辛い現実を嘆く文章までさらっと入れ込んであります。
そして最後に「南砺市」…
行政庁のオフシャルコメントです!
抜群のセンスですよね!素敵過ぎてもう笑うしかないです。
そして肝心の遊具ですが、説明に負けないくらい魅力的です。公園フリークでは無いので私が知らないだけかもしれませんが、私自身ここでしか見た事が無い遊具が2つあります。
一つは先ほどの説明にあったレールウェイ。
パッと見、何処にでもあるターザンロープですが、よく見るとロープではなく、鉄製のレールからぶら下がっています。そして緩やかな下り勾配を保ちつつ右へ左へ。しかも片道ではなくレールがループしているので、ちゃんと戻ってくる事も可能です。長男(小1)は喜んでましたが、次男(年長)は恐怖に慄いてました。(私が最初に勢いをつけ過ぎたせいもありますが…)
私自身も体験しましたが、体重が大きければ大きいほど、左右の振れ幅が大きくなります。ややもすると支柱や柵に衝突するくらい振られます。よく見るとそこ彼処の支柱や柵に柔らかい素材も巻きつけてあります!
ちなみに終点は登り勾配で減速する様になってますが、登り勾配に屈しないよう初速を上げれば上がるほど支柱や柵にぶつかるリスクが大きくなるのでご注意ください。
そしてもう一つの遊具ですが、こちらのスイングレーサー。
レールウェイ同様、素敵な注意書きがあります。写真が見にくくて申し訳ありませんが、こちらは「恋」を語ってます。そして遊具ですが、こちらも空中にレールウェイが敷いてあり、そこからブランコがぶら下がってます。よく見るとブランコの上にはレーシングカーを模した物体が載っています。もうお分かりですね。下のブランコを揺らすと振り子の原理でブランコの上に付いたレーシングカーが進むと言う仕組です。
ただこの遊具、スムーズに動かすにはコツがいるようで、我が子は苦戦してました〜
私もやりたかったのですが、いかんせん回転が悪く、子どもらの行列が途切れなかったため、私は諦めました…
とは言え、どちらも大人も子どもも楽しめる素敵な遊具なので、行った人は絶対体験してください!他にも人間ピンボールや固定式スケートボード(名前は私が勝手に命名しました!)などなど素敵な遊具もいっぱいです。
写真は人間ピンボールのものですが、この公園のもう一つの特徴が、斜面を利用して作られていることです。そのため長い滑り台などはもちろん、公園からの景色も素敵です。ちなみに写真に写っている田んぼの先の建物群が桜ヶ池クアガーデンの建物です。
城端SAで休憩したとき、桜ヶ池クアガーデンに行った時など、ぜひとも足を伸ばしていってみて下さい!
それでは今日はこのあたりで。