とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

表札を作るよ!(金屋石加工編)

さて、今回も前回からの引き続きで、表札の製作について。

www.tomtoy.site

今回は石の加工です。ただ石の加工なんて今までやった事がありません!(そんな状況なのに石を使おうとする神経を疑いたくなりますが…)

と言う訳で、google先生に聞いてみます。なんとなく以下の事がわかりました。

①2cm厚さくらいまでならディスクグラインダーで切断可能

②2cm厚以上はプロの領域

③切るのではなく研磨する手もある

④切るのではなく割る手もある

と言った感じです。

要するに2cm超えて、綺麗に切断したいならプロに頼め!ってことですが、こんな小物一個を頼むには気がひけます。と言うわけで③と④でやる事にします。まず準備です。


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左の写真の上から①ディスクグラインダー②げんのう③平タガネの3つと、右の写真の金屋石(※自称)です。あと写真には無いですが、万力やマスク、ゴーグルも必須です。

では加工していきます。割らずにひたすら削るのも手ですが、さすがに時間がかかりすぎるので、まずは大まかに平タガネを使って割っていきます。左手にタガネ、右手にげんのうを持って、タガネの頭を叩きます。

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こんな感じで、割りたい所にタガネを当てて数回叩くと割れてくれます。

ただ困った事に、なかなか思い通りに割れません…

無残にも思い通りに割れなくて使えなかった石の残骸です…

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それでも割続ける事30分。いい感じの大きさで割れてきました。

材料がいっぱい余ってたから良かったですが、神代杉のようにギリギリしか無かったらえらいこっちゃでした!

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こやつらをベースに今度は削って形を整えていきます。

時間をかけずに削りたいので、ディスクグラインダーには粗目の砥石をセットします。

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万力に石を持たせ、ディスクグラインダーでひたすら削っていきます。ディスクグラインダーは冒頭でも紹介した通り、切断もできる道具です。なめてかかると指を失う羽目になるので、注意しながら進めます。

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そして写真が無いですが粉塵がすごいのでマスクとゴーグルは必須です。石が柔らかいお陰でとても順調に進みます。

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削っていくと綺麗な緑がかった水色が顔を出します。

削る事1時間弱、ちょうど良い感じで割れた3つの塊を全て削り終えました。

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この中から前回切った神代杉と合わせて、1番しっかりするやつを探します。

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おおー!

いい感じです!

え?モザイクになっている名前はどうやったのかって?

本来なら記事にするところなのですが、さすがに本名がバレバレになってしまうので、制作レポートは無しです。乳白色の塩ビシートを切り抜いて張り付けてます。

と言うわけで、無事金屋石の加工と名前の接着が終わったので、いよいよ表札を設置しますが、その様子は次回〜