さて、今回も前回からの引き続きで、表札の製作について。
今回は石の加工です。ただ石の加工なんて今までやった事がありません!(そんな状況なのに石を使おうとする神経を疑いたくなりますが…)
と言う訳で、google先生に聞いてみます。なんとなく以下の事がわかりました。
①2cm厚さくらいまでならディスクグラインダーで切断可能
②2cm厚以上はプロの領域
③切るのではなく研磨する手もある
④切るのではなく割る手もある
と言った感じです。
要するに2cm超えて、綺麗に切断したいならプロに頼め!ってことですが、こんな小物一個を頼むには気がひけます。と言うわけで③と④でやる事にします。まず準備です。
左の写真の上から①ディスクグラインダー②げんのう③平タガネの3つと、右の写真の金屋石(※自称)です。あと写真には無いですが、万力やマスク、ゴーグルも必須です。
では加工していきます。割らずにひたすら削るのも手ですが、さすがに時間がかかりすぎるので、まずは大まかに平タガネを使って割っていきます。左手にタガネ、右手にげんのうを持って、タガネの頭を叩きます。
こんな感じで、割りたい所にタガネを当てて数回叩くと割れてくれます。
ただ困った事に、なかなか思い通りに割れません…
無残にも思い通りに割れなくて使えなかった石の残骸です…
それでも割続ける事30分。いい感じの大きさで割れてきました。
材料がいっぱい余ってたから良かったですが、神代杉のようにギリギリしか無かったらえらいこっちゃでした!
こやつらをベースに今度は削って形を整えていきます。
時間をかけずに削りたいので、ディスクグラインダーには粗目の砥石をセットします。
万力に石を持たせ、ディスクグラインダーでひたすら削っていきます。ディスクグラインダーは冒頭でも紹介した通り、切断もできる道具です。なめてかかると指を失う羽目になるので、注意しながら進めます。
そして写真が無いですが粉塵がすごいのでマスクとゴーグルは必須です。石が柔らかいお陰でとても順調に進みます。
削っていくと綺麗な緑がかった水色が顔を出します。
削る事1時間弱、ちょうど良い感じで割れた3つの塊を全て削り終えました。
この中から前回切った神代杉と合わせて、1番しっかりするやつを探します。
おおー!
いい感じです!
え?モザイクになっている名前はどうやったのかって?
本来なら記事にするところなのですが、さすがに本名がバレバレになってしまうので、制作レポートは無しです。乳白色の塩ビシートを切り抜いて張り付けてます。
と言うわけで、無事金屋石の加工と名前の接着が終わったので、いよいよ表札を設置しますが、その様子は次回〜