とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

紅葉と日本一のマイナスイオン

今日は富山を代表する紅葉とマイナスイオンのスポットの紹介です。

向かう先は富山の南東の一般道の終点。称名滝です。行き方は超簡単。ひたすら常願寺川を上流に向かって南下するだけ。

市内からも1時間くらいで着けるはずが、なんと途中からは渋滞であります!

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さすが紅葉シーズン。考えることは皆さん同じですね。これが街の中ならウンザリする所ですが、山を見れば色づいた木々が、右側の川を見れば雪解けの綺麗な水の流れが、時が経つのを忘れさせてくれます。

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途中桂台の有料道路の料金所を越えます。一般車は通れませんが、ここを進むと立山ケーブルの終点の美女平駅、そして雲の上、標高約2500mの室堂まで行く事が出来ます。

いつか自分の運転で行ってみたいものですね!

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さて渋滞ですが、桂台から称名滝の駐車場までは約3キロあります。渋滞の速度が歩きと同じくらいだとすると、まだ駐車場までは45分くらいかかります。

ここで車を止めて歩くという選択肢もなくは無いですが、実はこの渋滞、駐車場までは続いていません。なんと桂台から1キロもしないうちに、こんな場所に着きます。

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料金所ではありませんよ。駐車場の混雑を避けるため、手前で入場規制をしているのです。バスなんかは先に行かせて貰えます。桂台から歩く事を選択された方も居たようですが、多分車の方が早く着けると思います。

入場規制ゲートを抜けると後は駐車場までスイスイですが、右手には悪城の壁と呼ばれる絶壁が見えてきます。

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なんでも噴火で出来た溶岩台地を、今から行く称名滝が削って出来た壁らしく、日本一の1枚岩のようですが、削られた方も、削った方もすごいですよね!

悪城の壁を過ぎると間もなく駐車場です。入場規制のおかげで混雑なく停められます。

さて、駐車場からすぐ滝の姿が拝めるかと思いきや、全景を見るにはさらにここから1.3キロ歩く必要があります。

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往復すると2.6キロですが、車も来ないですし、紅葉を見ながらのこの距離は結構心地よいものです。

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さて1.3キロの道を歩き終える辺りでは、雨でも無いのに道が濡れています。そうです、滝の水しぶきが歩道まで飛んできているのです。

少し湿っていて、ひんやりした霧のような道はマイナスイオンたっぷりで本当に気持ちが良いです!そして橋を渡ると…

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見えました!称名滝です!

行ったのは11/3で、紅葉を楽しむには少し遅かったっぽいのと、着いたのが3時過ぎていたので、滝が陰になっていたのが残念でしたがいつ見ても気持ちが良いですね!

さてここまで称名滝についての解説をしませんでしたが、称名滝と言えば落差が350mで日本一であります。

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350mと言えば、スカイツリーには遠く及びませんが、東京タワーとほぼ同じであります。東京のど真ん中で、あの東京タワーのてっぺんから水が落ちてると考えるとそのすごさがわかりますよね!

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と言うわけで今日は称名滝の紅葉を紹介しましたが、個人的には称名滝のベストシーズンは初夏です。その理由はまたその時に紹介させていただきますね。

長くなったので今日はこの辺で。

最後に帰り道に出会った猿たちを載せて終わろうと思います。


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