今回は前回同様、とある調査の結果報告。
実は我が家、井戸があります。
前のオーナーからは飲めると聞いてますが、若干不安だったので、念のため水質検査をしました。
2019/09/20
水質検査
今回は検査会社さんに依頼します。
検査費用は8000円/箇所。
井戸水は当たり前の事ですが、水質が変わることがあります。
今日大丈夫だったからといって、明日も大丈夫である保証はありません。
最低でも年に1度は検査した方が良いそうです。
さて、井戸の水質検査ですが、富山県のHPに民間委託企業リストがあるので、そこから選びます。
早速検査会社さんに電話をします。
色々言われたのでまとめます。
①自分で採水するのと、検査会社が採水するので料金か違う。
→お金がないので当然自分でやります!
②採水箇所数で料金が違う。
→当然ですね。自分でやる場合は1箇所につき8000円+税
③採水したらその日のうちに提出。
→採水後6時間程度で試験を始める検査があるって事でしょうね。
④採水容器を営業時間内に取りに行く必要がある。
⑤結果は1週間後
って感じでした。
さて採水ですが、容器を取りに行くと発泡スチロールの箱を渡されます。
中には大小様々な採水容器4つと保冷剤。
採水容器の1つはビニールで密封されており、中には怪しい粉が入ってます。(手前真ん中のやつ)
この容器全てに水を入れていけば良いのですが、入れ方にも注意が必要です。
まずは密封されてない3つ。
こいつらは洗ってやる必要があります。
洗うと言っても中性洗剤でゴシゴシではありません。共洗いってやつですが、要は採水する水で洗ってやるという事です。容器と蓋を共洗いしたら容器いっぱいに水を入れます。
で、残りの密封された一個ですが、こやつは消毒済みなので取り扱い注意です。外した蓋を不用意に置いたりすると菌が付着してしまいます。また入れすぎて、中の粉が流失なんて事も避けなければなりません。
そんなこんなで採水を終えて、再び発泡スチロールの箱に収納して、検査会社に提出し、検査結果を待ちます。
提出後ちょうど1週間。結果が届きました!
結果は…
ちゃんと飲めます!
良かったー
ただの硬度の欄ですが数値が高めだそうです。一般的な分類では中硬水に属します。カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多く、いわゆる美味しい水と言われるやつですが、反面乳児のミルクに使えなかったり、電気ポットの中に溜まる白いヤツが溜まりやすいとと言うデメリットもあります。とは言えミネラルウオーターの1つÉvianなんかは300超えを叩き出しますし、WHO基準では120以下は軟水となるようです。柔らかすぎず硬すぎずちょうど良い水って事ですかね。
ところで富山と言えば、鋭い人なら「いろはす」の採水地だって事をご存知だと思います。最近CMでも採水地紹介されてましたね。流石にいろはすの採水地とはかなりの距離がありますが、水道水よりコーヒーやご飯が美味しくなったら良いなー
あ!
水道水も美味しいですよ。
というわけで、今日は井戸の水質検査報告でしたが、日本には名水百選と言うものがあります。なんと富山県は熊本県と並んで4箇所が選定されており、同率1位のようです。そんなエリアの水が飲めるなんて、有難い事ですね。
と、まとめようと名水百選を確認してたところ、気になる文言が…
「なお、名水百選は飲用に適することを保証するものではありませんので、飲用に供される場合は、所在の自治体にご確認下さい。」
ええ!!!
そーなの!
要は美味しい水だけを選んだわけではなくて、今後の水質保全行政の進展に資することを目的に選んだとの事。
知らなかった…