今日は富山初の環状交差点について。
遺産でも観光名所でも何でもないですが、環状交差点賛成派の僕としては取り上げないわけにはいきません!
と言うわけで記事にします。
環状交差点、又の名をラウンドアバウトって言ったりしますが、日本ではほとんど見ないですね。海外、特にパリなんかの写真をみると「あー!」ってなる人が多いのでは?
出典:ウィキペディアより
この環状交差点ですが、この春富山でも運用が始まりました。場所は上市。「陽南環状交差点」って名前のようです。突如現れるので出会っても焦らないようにしましょう。
さて冒頭に賛成派と書きましたが、この環状交差点何が優れているかと言うと、私的には大きく3点。
①無駄に止まらなくて良い!
②道に迷っても大丈夫。
③楽しい!
一個ずつ解説しますね。
①無駄に止まらなくて良い!
誰1人いない交差点の赤信号で止められる。そんな経験ないでしょうか?環状交差点は交差点ですが信号はありません。減速は必要ですが車や歩行者がいなければ止まらず通過可能です。さらに素晴らしいのは電力が無くても通常通りの交差点が機能する事。災害時でも安心です。
②道に迷っても大丈夫。
まずはUターン。普通の交差点だと対向車に気を配りながら、Uターン。道が狭く小回りの効かない車だと交差点内でバックする羽目に…
そんな時も環状交差点なら大丈夫。ぐるっと回って元来た道に戻ればOK。
あと最近はカーナビやスマホが普及して少なくなりましたが、助手席で地図を見てもらってナビをしてもらうと、稀に方向がわからなくなる事も。交差点を真っ直ぐ?右折?左折?なんて悩んでいると後ろからクラクションを鳴らされたり、右折しなきゃいけなかったのに、左折レーンにいた!なんて事もしばしば。そんな時も環状交差点なら大丈夫。とりあえず交差点内に入っちゃって、方向がわかるまでぐるぐる回ってれば良いのです。目が回らなければですが(回んねーよ!)
③楽しい!
うん。ぐるぐる回るの楽しいよね。
以上環状交差点の魅力でした。
昔ヨーロッパの各地をレンタカーで旅行した時に上記3点には本当に助けられました。
日本でももっと普及すると良いですよね。
ひょっとしたら信号機がいらないから地球環境にも優しかったり?舗装面積が増えるから微妙かなぁ?
最後に環状交差点の簡単なルール解説。
①中で回ってる人が優先です。
ま、当然ですよね。電車も同じですが出る人が先!中が空かないと入れないですからね。
②日本では左折しかしません。
交差点内は時計周りです。交差点に入る時も出る時も必ず左折になります。ちなみに入る時はウインカーは不要。出る時はここで出ますアピールの為ウインカーを作動させましょう。「実は交差点内で待つ右折が苦手」って人もいるのではないでしょうか?そんな人にも優しい交差点ですね。
③歩行者が最優先
環状交差点は止まらなくてもいけるぜーって調子にのってると歩行者の事を忘れがちです。当たり前ですが、道路では常に歩行者優先なので注意しましょう。
以上、富山初の環状交差点について書きました。一度ドライブに行ってみてはいかがでしょうか?