前の持ち主さんが家の中を実測ができる様、家中を整理してくださっていた為、前回の古民家との出会いから一気に時間が空きますが、今日は実測について。
2019/04/08
実測準備
登記簿謄本に図面はありますが、面積がわかる壁の芯を抑えた壁芯図だけ。
しかもそれの精度も定かではありません。
と言うわけで自力実測始めます。
用意するのはこれ。
・パソコン
・筆記用具
・ノート
・コンベックス
・レーザー距離計
コンベックスはメジャーって言う方がメジャーかも知れないですね。(うまい!)
ちなみに道具の方は「measure」
主要な〜とかの方は「major」だそうです。
筆記用具やノートはなんでも良いとして、コンベックスとレーザー距離計はちょっと注意が必要です。
レーザー距離計(写真左)ですが、レーザーを使って距離を測ってくれる優れものです。レーザーが届きさえしてくれればなんでも測れます。高い天井で脚立がいるところや、長い距離もコンベだと別の人に始まりを抑えててもらわないとうまく測れない場所でも、レーザーなら動かずにポチっとするだけ。これがあると無いのでは雲泥の差です。
というわけで、レーザー距離計の選び方
①防水機能→外も測るのでついてた方が良いですね。
②測定基準位置変更→どっちでもいいけどあった方が便利。
③メモリー機能→3か所くらい記録してくれると助かります。
④角度測定、面積、体積計算など各種計算機能→いらない。
⑤データ転送→いらない。
⑥ピタゴラス機能→名前的についてた方がよさそうですがこれもいらない。
⑦測定距離→土地の大きさに合わせて。
今回は実測がメインですが、一家に1台あると結構便利です。安くて小型、軽量が売りの物もいっぱいあるのでこの機会にいかがでしょう?
さてここまで読んで、鋭い人ならこう思うかも知れません。レーザー距離計があればコンベックスいらないんじゃないの?
確かにレーザー距離計はかなり優秀です。しかしこやつにも弱点もあります。それはレーザーが当たらないと測定出来ないという事。
例えば柱の大きさ。レーザー光を当てる面がなく、測定出来ません。もちろんひと工夫すれば測れますが、ちょっと面倒くさいですね。
あとは小さな隙間とか距離計が入らないと測れないですし、長さをコンベックスのようにこんな感じで写真で残す芸当も出来ません。工事の記録でよく見ますが、写真に撮って記録を残すにはコンベックスが一番です。
というわけでやっぱりコンベックスは必要ですが、レーザー距離計と併用であれば100円均一にあるコンベックスで全く問題ないと個人的には思ってます。というのもコンベックスの値段の違いは精度とテープ厚さ・幅、あとは耐久性という3点だから。
もちろん精度も重要ですし、テープ厚さや幅がないとふにふにで長い距離を計るときに不便です。すぐに壊れないよう耐久性も重要です。でもレーザー距離計を併用であれば、レーザーを主で使うため、上記3点はそこまで重要じゃないかな?と思います。
とはいえ家具製作などを見越して高額のコンベックスを買われるのもひとつかもしれないです。何より持ってるとかっこいいのは間違いないです!
かっこいい。といえば大事な事を忘れてました。
これを忘れてはやる気に関わります。
「つなぎ」ですね。ド○キとか(富山にもちゃんと有りますよ)ホームセンターに行けば安く入手可能ですが、ネット上におしゃれなつなぎがいっぱい有ります。お気に入りのつなぎに着替えて実測を始めましょう!
というわけで次回は実測を始めます!