とやまらいふ

富山産100%の家を設計すべく奮闘する、建築家の卵の富山生活メモ

スカイランタンとキョロロ

今日は富山を離れてお隣の新潟県の話題。

もう先月の話になってしまいますが、金曜日に会社をサボり一路津南町へ!

目的はこれ!

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火を付けた紙風船(スカイランタン)を空高く飛ばすイベント!

その名も「つなん雪まつり」に行ってきました!

 

さてこの雪まつり、今年で43回目を誇る津南を代表するお祭りの1つで、ニューグリーンピア津南というリゾート施設で行われます。

 

お祭り当日はスノーボードの大会や、雪上自転車の乗車体験、花火など各種雪上イベントが開催されますが、やはり目玉はスカイランタンでは無いでしょうか?

 

で、このスカイランタン。

お祭り当日に見るのは誰でも出来るのですが、自分でスカイランタンをあげたい場合は、なんと予約制。

しかも四カ月前の11月中旬から一カ月間の発売という、まだ冬を感じる前からの発売というスケジュールです。

事前に予約制だと言うことは聞いてたけど、そんなに早いなんて思わず、年始にチェックしたら既に販売期間が終わってました…

 

がーん

 

ところが捨てる神あれば拾う神がいるもので、二次募集やってました!

ただ二次募集があったのは金曜日の前夜祭だけ。それでも藁にもすがる思いで申し込み、無事チケットゲット!

 

本祭に行ってない奴が言うコメントでも無いですが、価格やアクセス、混雑を考慮すると意外と前夜祭の方が良かったり?

いや、負け惜しみじゃ無いすよ…

 

本祭のチケットは会場の駐車場がセットになって¥11500もするんです!

それが前夜祭なら¥3000!

1/4です。

しかも本祭は誰でも参加出来るのですが、前夜祭はチケット持ってる人だけが入れる限定イベント!

何故か「限定」と言う言葉に弱い日本人…

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もちろんデメリットもあります。

それがランタンの数と、平日開催の点。

本祭では2000個あげるのに対して、前夜祭ではその半分1000個。

 

残念ながら数の違いによる比較は今回出来ませんが、素敵な時間を過ごさせてもらいました。

 

ちなみにこのニューグリーンピアですが、ホテルのほかにも、キャンプ場やスキー場、動物ふれあい園、各種遊具、スポーツ施設などがある、100万坪のリゾートホテルであります。

来年は夏場や、冬は本祭とスキーをセットで来たいものです。

 

さて、今回は夜中のイベントだったので富山に戻らず松之山温泉に一泊しました。

松之山ってなんか来たことあるようなー?

って思ってたら思い出しました!

 

キョロロです!

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2003年竣工の手塚夫妻によるコールテン鋼の建築です。当時学生だった私は、他校の学生とともに2006年の越後妻有アートトリエンナーレ巡りの中でここを巡った記憶があります。

あれから10年以上。

素晴らしい建築を沢山見させて貰いましたが、キョロロはやっぱり素敵でした!

コールテン鋼の鯖っぷりのせいなのか、はたまた雪のおかげなのか、理由はわかりませんがすごくあの場所に立っていることが前にも増して自然な印象を受けました。

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そして1番印象的だったのは、建築の使われ方が、手塚夫妻が目指した空間と非常にマッチしている印象を受けました。

建築の中には、亀や蛇を飼っていたり、ザリガニやメダカ釣りが自由にできるコーナーが、そしてその中に大きなアクリルの窓があって、雪の断面が見えたり(夏は緑の森かな?)建物全体で松之山の自然を体感できるようになっています。

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さらにそんな自然体験は建物の中に留まらず、キョロロを起点として各種自然観察のハイキングや、イベントでも体感可能で、まさに「森の学校」という名前に相応しい使われ方をされています。

私もスノーシュー(現代版のかんじき)をキョロロで借りて、子どもと隣の美人林まで雪上散歩をしてきました。

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建築を作るということは、その建物だけに留まらず、周りの環境まで変貌させてしまいます。

それは風景に留まらず、生活や意識まで変えてしまうため、ある建築家の先生は建築を作る事は都市を作ることである。と言っていましたし、私自身もそうあるべきだと思ってます。

そういう意味でキョロロは周りの自然をより魅力的に見せながら、自然を体感する意識や、自然との距離を近づけてくれる素晴らしい建物だと思います。

学生の頃に来たときは建築本体だけを見て、周りの美人林や風景まで楽しんだりしませんでしたが、今回改めて訪れて、よりキョロロの魅力を感じられたのは良い意味で大誤算でした。

 

と途中からスカイランタンの話が横道に逸れましたが、今回も都会では出来ない楽しみを満喫してきた報告でしたー