とやまらいふ

富山にUターンした82年生まれ男子の富山の魅力発信と古民家改修ブログ

表札を作るよ!(神代杉加工編)

今回も引き続き表札の製作について。前回神代杉を調達したので、今回は加工をします。
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普通の表札のように四角であればノコギリと紙ヤスリくらいで出来ちゃいますが、ロゴマークにするので、こんな形に加工しなければなりません。

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この左下の窪みが厄介ですが、とりあえずこんな感じで道具を用意して、製作開始です。上から①ノコギリ②げんのう③さしがね④パイプカッター⑤普通のカッターナイフ⑥ノミ⑦神代杉です。

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まずば神代杉を正方形に整えます。

ノコギリでゴリゴリするだけですが、ノコギリでいきなりやると、ささくれみたいに割れたり欠けたりしますよね?私のノコギリ使いが悪いのかもしれませんが、表札なのでそれは避けたい所です。そこで完全に我流ですが、カッターナイフとパイプカッター、マスキングテープを使って切っていきます。

断っておきますが我流ですよ。

まずば切断する所に印を付けますが、印と言うよりもむしろカッターナイフでキズを付けます。

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ノコギリにひっかかって割れる事が無いように表面を切ってしまおう!と言う魂胆です。

そしてさらに割れのリスク回避と、切断線が分かりやすいようにマスキングテープを貼ります。こんな感じ。

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さらにリスク回避します。ノコギリを使い始めると、最初にガッガッ!ってなる事無いでしょうか?ありますよね!

と言うわけで切り出しの初めはパイプカッターを使います。本来木を切る道具では無いですが、細かい刃のお陰でガッガッってなりにくいです。

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そんなこんなで、正方形になったので凹みの部分を作っていきます。

とここで冒頭の道具の写真にもあった通り、ノミの登場です。

早速ノミを手に持ちますが、一抹の不安が…

それは、ノミで綺麗に加工できるのか?という事。

と言うわけで正方形に整える時に残った端材でテストです。

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不安的中です。やはり神代杉。柔らかすぎて断面がすげー汚い!ダメだこりゃ!ノミが悪いのかもしれませんが、別の道具ではなんとかせねば!

と言うわけで、ここからはノミが使えなかった焦りにより写真を撮り忘れましたが、穴を開けて、糸鋸でやっつけました。(説明も雑!笑)

最後はサンドペーパーでひたすら磨きます!

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はい!完成。

今回学んだのはテストが大事って事ですね。ノミが使えなかったのは予想外でした。百聞は一見にしかずとはまさにこの事ですが、インターネットやホームセンターで聞くより、まずはやってみるのが1番。

表札を作るよ!(神代杉調達編)

前回のデザイン編に引き続き、今回は材料を調達します。前回のおさらいですが、我が家の表札は「神代杉」と「金屋石(自称)」で作ることに決めました。
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 金屋石は家にあるので、神代杉を調達します。さて、ここまで神代杉を解説してこなかったので解説します。実は神代杉と言う名前の植物はありません。植物名は「杉」です。

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出典:ウィキペディアより

じゃあなんなのよ!って所ですが「杉」にある加工すると「神代杉」になります。このある加工が実に素敵ですが、なにも人間が加工するのではありません。加工してくれるのは火山灰と時間です。

どう言う事かと言うと、ある日噴火が起きます。そして土石流やら、噴石やらで杉が倒されます。さらに噴煙により火山灰が倒れた杉の上に降り積もります。

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そして杉は火山灰と言う布団の中でゆっくりと変化して化石になるのを目指します。でも化石になる前に今度は地震や、洪水、宅地開発など様々な理由で火山灰の布団から無理やり叩き起こされ、人間に発見されます。この人間に発見されたものが神代杉です。なので同じような境遇の桜は神代桜、欅は神代欅と呼びます。灰色がかった色、木目の緻密さ、柔らかく脆いと言った特徴があります。ちなみに「神代」とは紀元前660年の神武天皇(下記の絵の真ん中の人)以前を指すそうなので、定義通り解釈すれば2500年以上前に生きていた杉という事になりますね。とは言え実際には灰に埋もれていた時間の長さや、灰の種類、杉の産地などで品質はバラバラです。価格もピンキリですが、前述の通り発掘されなければ入手出来ない為、ホームセンターとかにはなかなか無いですね。ネットも探しましたが、でかいわ高いわ、真贋も怪しい所です。

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出典:ウィキペディアより

と言うわけで近所の木材屋さんに電話です。

私「しもしも〜神代杉で表札作りたいがやけど3センチ厚くらいで30センチ角の板ないけ〜?」

木材屋さん「あるけど柾目で良いがけ?神代杉は柔らかいから表札に向かんぜ?」

私「オーケー!オーケー!」(出川哲朗か!笑)

あまり深く考えず即答してしまいましたが、まずは「柾目」。これは木材の切断方向を表してますね。

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まとめるとこんな感じですが、この違いは経年による割れや、くるいが違ってきますし、何より木目の表情が全然違います。と言うわけでこの点を心配された訳ですが、神代杉と言えば緻密な木目が一つの売りなので、柾目の方がその辺りが綺麗に見えます。なので柾目で全然オッケーですね。

さてもう一点心配されたのが木の柔らかさでした。前述した通り神代杉は柔らかいのが特徴の一つです。その為、柔らか過ぎて「彫る」事が非常に困難です。相当切れ味の良い道具を使えば分かりませんが、彫ると神代杉は切断面がボロボロになってしまいます。と言うわけで表札の名前を彫る事が出来ないので、彫らない文字にする必要がありますが、どうしても彫らなければいけない物でもないので、こちらも問題なしですね。

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そんなこんなでこちらが我が家にやってきた神代杉。なかなか綺麗な木目と灰色じゃないでしょうか?

価格は3000円。

良い買い物をしました!

さて神代杉を無事調達できたので加工を始めますが、加工編は次回にします!

 

表札を作るよ!(デザイン編)

さてさて今日は表札を作りますが、まずはデザインを決めなければなりません。

表札と一言に言っても石で作ったり、木で作ったり、今では金属やら樹脂製の物もありますね。

漢字?ローマ字?併記?

彫る?書く?

書体は?

こんな小さな物にも決めなければいけない事はいっぱいあります。こんな時一気に全部決めようとしてもなかなか決まりませんので、自分の1番こだわりたい所から決めます。

(まーなんでもそうですが…)

と言うわけで我が家が1番こだわったのは形です。よくある形じゃなくて、既製品でも無い。それでいて意味があったり、かっちょいい形。

このブログの読者さんなら既にお気づきですかね。

そうです。このために私は前回ロゴマークを公開したのであります。

よくある形じゃ無いし、既製品でも無い。ちゃんと意味のあるかっちょいい形と言えば、ロゴマークを使わない手はありません。
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f:id:tomtom_com:20191207034232j:plainと言うわけで形は早々に決まりました。

次に決めるのは素材です。ロゴマークのグレーと水色。それぞれ何で作るか…

安易に考えれば何かに色を塗ってしまえば良いのですが、私としては素材の色を大事にしたいところです。

とは言えグレーにせよ、水色にせよ、世の中にはいっぱい選択肢があります。

じゃーどうするか!

と言うわけで一度自宅に目を向けます。家の中にある素材で作れないかなぁ?と言う魂胆です。

まずはグレーですが、良いものが見つかりました。

バン!

「神代杉」

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我が家でも随所に使ってあります。分かりやすいのがこの組子ですね。組子全体は杉で作られてますが、桐の花を表現している黒い部分が神代杉でできてます。それとたぶんこの欄間も神代杉です。

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グレーと言うより写真では焦げ茶っぽく見えてますが、その辺りは次回に解説しますね。

次に水色です。

これは意外と手こずるかと思いきや、良いものが見つかりました。

バン!

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塀の解体で残った「金屋石」(たぶん…)

石に詳しい方なら、大谷石じゃ無いの?とか、いやいや福井県の笏谷石(しゃくだにいし)でしょ?って思われるかもしれませんが、ここは富山です。

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大谷石(出典:ウィキペディアより)
今は産出されてませんが、これはきっと富山県砺波市で採られていた金屋石に違いありません!と言うかそーであると信じたい!

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ってなわけで真相は定かではありませんが、水色は金屋石に決定です。

さてこれも前回記事で触れましたが、ワンポイントの色を水色にして正解だったのは、まさにこの事であります。水色だから金屋石と言う選択ができましたが、赤とか黄色だったらどーなっていた事やら…

あとはロゴマークの上に名前を書きますが、神代杉の木目の上に文字が来る事を考えると、毛筆の文字が良さそうです。

かみさんに書くようお願いしましたが、あっさり拒否られたので、それっぽいフォントにします。ちゃんとローマ字表記も毛筆風です。

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と言うわけでデザイン、素材が決まったので早速製作に取り掛かりますが、今日はここまで。

近々製作過程も記事にしまーす。

ロゴマークの公開

今日はつい先月商標登録されたロゴマークを公開します。なんで今更?と言われそうですが、その答えは次回の記事で!

と言うわけでとりあえずロゴマーク公開します。

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なんじゃこりゃ?

って感じですよね。

目指したのは「こ」を綺麗にデザインすると言う事。

何故「こ」かと言うと、独立予定の事務所名が「こ」から始まるから。

ただ考え始めると、たった一文字の「こ」ですが、「こ」にもいくつかの「こ」があります。

ひらがなの「こ」、カタカナの「コ」、ローマ字表記だと「KO」か「CO」などなど。

で、縦書き横書き何方でも対応出来るように、正方形が良いなーとか、すぐに「こ」に気づかれると面白く無いなーとか、いろいろ考えて最初に描いたスケッチがこれ。

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ほとんど完成系と同じですが、ここからもう少し綺麗に見える工夫と色を考えます。

と言う訳でまずは綺麗に見える工夫から。

綺麗に見える工夫といえば、今や超有名ですが「黄金比」なるものが思いつきますね。モナリザとか、ミロのヴィーナスとか、アップルのリンゴのマークも「黄金比」だそうですよ。

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出典:ウィキペディアより

他にも「白銀比」なるものや、探せば色んな物がありますし、日本人には「白銀比」の方が馴染み深い、と言う意見もありますが、とりあえず信頼と実績の「黄金比」を使いましょう!

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出典:ウィキペディアより

と言うわけで、黄金比の有名な図が上の図ですが、こいつらを分かりやすいように色付けして並べ替えます。

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お!

おお!

ほぼスケッチ通りです。

やはり綺麗なものというのは、感性でわかるものなんですねー

さて次は色を考えます。

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どんな色でも良いのですが、我々の仕事は図面描きです。図面と言えば白黒か青焼きです。最近でこそカラープリンターは当たり前になりましたが、今でもカラーコピーは割高ですよね。とすると、少なくとも白黒で印刷される事を考慮して、白黒にすると印象の変わるような色遣いは避けたい所です。それに「白」を単体で使うと、白い紙の上では枠をつけなければいけなくなるので、白の使い方も注意です。

と言うか個人的には「白」は避けた方が良いと思ってます。何故かって?それはほとんどのプリンターに白インクはないからです。(昔リボンカセットタイプのプリンターで、白インクがあった事を知ってる人はかなりのマニア?)

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と言うわけで1色は黒かグレーとしますが、富山県民が大好きな黒!とはせずにグレーにします。黒はやはりちょっときつい印象ですね。

そしてもう一色は水色にします。

これは単純に好きだから。

(ただこの決定が後に大正解となりますが、それは次回のブログで!)

まーそんなこんなで出来上がったロゴマークだったわけですが、単純な図形なので、他の人と被る可能性もあり、商標として登録したわけです。

無事登録できて良かったー

解体の秋!その3

解体の秋シリーズ第3弾です。

秋?もう冬だろ?って声が聞こえて来そうですが、実施したのが秋なのでお許しを〜

2019/10/27

敷居の設置方法 
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日本の民家は釘を使っていない!

なんてよく言われますが、本当なのでしょうか?

本当だとして、実際どうやっているんだ?

なんて思ったことはないですか?

今日はそんな古民家の技術を紹介します。

第3弾とは言え今回も床です。

じゃあなんでまた記事にしたのか?

それは匠の技に感動したからです。

第2弾では運良く?改修された床を解体してしまったので、第3弾では改修がされてない床を壊します。

とは言え床についてはほとんど同じなので今回のターゲットは敷居について。

敷居は説明不要ですかね?

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引戸の下側のレール状の溝が彫ってある材が敷居です。馴染みのある部材ですが、こいつが曲がったりすると、ふすまが外れたり動かなかったりで、精度や頑丈さが求められます。なのでこの状態で叩いても蹴ってもビクともしません。そのくせ釘などは一切見当たらないので、外観では固定方法が全く分からないという代物です。

力技で壊せば固定方法もわかるだろうと、力任せにバールでグリグリやってみます。

全く動かん…

困った…

押してダメなら引いてみな、と昔から言いますし、北風より太陽です。バールを置いて部材を観察してみる事にします。

まず両側には当然ながら柱があります。

隙間なくピッタリくっついてます。

それから難易度が高いのですが、敷居の真ん中くらいの下に大引を貫通して何やら怪しげな部材が出てます。

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うーん…

とりあえずわかったのは柱のある両端と、怪しげな部材のある真ん中以外は他の材料に触れていないって事です。

裏を返せばこの3点で固定されてるという事。

じゃあこの3点固定を2点固定にしちゃえば良いじゃないか!

と言うわけで、真ん中ちょい左を豪快に切る事にします。ノコギリでゴリゴリ行きます!

切断されるとともに、一点固定になった左側がゴロンと外れました!

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おおう!

今までの頑丈さが嘘のように簡単に外れました。外れてしまえばこっちのもので、柱際の納まりもよーく観察できます。

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こんな感じ。

柱下の凸部と敷居の凹部がガッチリとはまっていたわけです。と言うわけで残りの一方も外していきますが、こっちは敷居が無くなった方にスライドさせると簡単に外れます。

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ちなみにこちら側は柱の方が凹になっていて、敷居が凸です。反対側と逆になってます。この辺りを見ると工事の知恵と職人の技のすごさが垣間見えますよね。

ちなみに真ん中を固定していた所はこんな感じです。あとで解説しますが、こいつは引独鈷(ひきどっこ)って言います。

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さてここまで読んで、敷居の設置手順、固定方法が分かった人は古民家マニアか、大工さんくらいでは無いでしょうか?

と言うわけで図解しますね。

登場人物は以下の5人

・柱(A)

・柱(B)

・敷居

・引独鈷

・大引

まずは柱の加工から。
柱(A)も(B)も「T」の形に彫りますが、(B)の方は「T」の上の横棒を柱から飛び出させます。

f:id:tomtom_com:20191203233921j:plain次に敷居の加工。
レールの溝を彫ったら敷居の両端を加工します。柱(A)側に来る方は凸状に「T」の字を作ります。一方、柱(B)側ですが、こちらは「T」の字を彫って凹状にします。

 

f:id:tomtom_com:20191203235135j:plain敷居の加工はもう一つ必要です。
レール状の彫りの裏側に引独鈷をはめるための彫りを入れます。

 

f:id:tomtom_com:20191203235800j:plain次は引独鈷の加工。
まずは板を台形に加工します。その台形の上部は敷居を止めるための加工、下の方は穴を開けておきます。

最後は大引の加工。引独鈷を差し込む穴を開けます。まあこの穴はただの穴なので図は省略します。

登場人物の加工が終わったので、組み立てていきますが、まずは位置関係から。

2本の柱の下部に大引があります。こんな感じです。

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まずは敷居の裏側に引独鈷を固定します。穴に入れて横にスライドさせると抜けなくなります。

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次に柱(B)の「T」の縦棒に「ダボ」(という名前のはず…)を入れます。画像の赤いやつで、ただの木片です。

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ここまで来たら柱の間に敷居を入れますが、敷居の凸型の加工をした側を柱(A)に差し込みます。逆だと全く固定されないので、流石に間違わないですが…

大引の穴に引独鈷を入れるのも忘れてはいけません。引独鈷は左右にスライドするので、穴が多少ズレててもOKです!

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さてこの段階で多分下図のようになるはずです。はまってねーじゃん!って言わないでくださいね。こうなってないとむしろダメなんです。この時点でぴったりになっていると、使っているうちに敷居の真ん中が下がってしまう可能性があるのです。

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というわけで次のステップに行きます。

次は水平器を敷居の上に置いて、水平になるように引独鈷の上をひたすら叩きます!

水平になる少し手前で引独鈷の穴に木で作ったクサビ(下図黄緑の部材)を打ち込みながら敷居を水平にします。ここまで来ると、強い力でたたかない限り敷居は下がりませんし、逆に敷居が上側に反ろうとしてもクサビのおかげで反ることもできす、結果敷居が固定されることになります。

最後に柱(B)と敷居の「T」の横棒に打ち込み栓と言う木片(下図赤色の部材)を差し込めばガッチガチに完全に固定された敷居の完成です。

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とても長い記事になってしまいましたが、釘を使わずに、敷居を留める匠の素晴らしい技。その一部がお伝えできていれば幸いです。

最後にこれは我が家の事例です。全ての古民家の敷居が同じとは限らない事だけ断っておきたいと思います。

ではまた次回!

 

富山に来たら食べるもの。

シリーズ第2弾。

今日は富山に来たけど、ご飯食べる時間がない、ってか選んでる時間すらない!

と言う方にピッタリのご飯。

その名もコンビニオニギリの紹介。

まずはこちら。

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これはご存知の方も多いかもしれませんね。海苔の代わりに、とろろ昆布を纏ったオニギリです。

何故昆布か?

富山でいっぱい採れるから?

いいえ。いっぱい採れるのは北海道かな?そもそも富山で採れるなんて聞いた事もありません。

正解は江戸時代の日本海側の海運と関係があります。昆布と言えばさっきも書きましたが、北海道ですよね。そして日本の商売の中心と言えば大阪。江戸時代は車も飛行機も無いので、大量輸送となると、船が1番です。と言うわけで北海道から関西圏へは、日本海に面する各都市に寄港して物資を運ぶ、北前船と言う船が活躍していました。その北前船のおかげで、昆布が昔から入手しやすかったから、と言うのが今回の答えです。

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出典:ウィキペディアより

そんなこんなで、富山はつい最近まで昆布の消費量が日本一だったそうで、昆布を使った料理がいっぱいあります。昆布〆なんかもその1つですし、かまぼこに昆布を巻いたりなんかもしますね。

中でもとろろ昆布おにぎりは、かなりの人が大好きな富山代表のおにぎりで、コンビニにもちゃんと置いてあると言うわけです。

そして今日はもう一つ紹介します。

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ブラックラーメン風おにぎり(笑)

富山代表の食べ物に、ブラックラーメンと言う黒いラーメンがあります。

以前の記事でも紹介させていただきましたが、富山県民は黒色が好きみたいです。(昆布も黒ですね)

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そんな真っ黒なラーメンですが、それ風のおにぎりがコンビニに置いてあるじゃないですか!

実はブラックラーメンは地元でも賛否両論です。うまいと言う人もいれば、しょっぱ過ぎると言う人もいます。

僕はどちらかと言えば後者ですが、なんとおにぎりはその中間をいってる感じで、ちょうど良いではありませんか!

と言うわけで、2つおにぎりを紹介しましたが、どちらも青色のコンビニに置いてあります。7の数字のコンビニと緑のコンビニは調査出来てません。

そう言えば、おにぎりサイズの鱒寿司もコンビニにありますね。

時間の無い時の富山飯は、とろろ昆布のおにぎりと、ブラックラーメン風おにぎり、鱒寿司おにぎりで決まりですね!

 

隠れた富山の紅葉スポット

古民家記事の資料作りに時間がかかっていて、古民家記事が進んでいませんがお許しください。

今日は道中出会った、素敵な紅葉スポットを紹介します。

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どうですか?

まだ紅葉度70%くらいですが素敵な銀杏の紅葉だと思いません?

今週末は子どもの要望で、南砺市方面に向かったのですが、我々大人はついでに綺麗な紅葉でも見れないかなぁ?と言う淡い期待を持って行ってきました。

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そーやって意識してドライブしていると、なんと南砺には銀杏が多い!

うまい!〔南砺(なんと)なだけに!〕

冗談はさておき、ポツポツと大きな銀杏の木が植わっているではありませんか。

とは言え大半が民家の一角でなかなか近づけません。

残念だなーと遠目で見ていた矢先、お寺の境内に発見したのが冒頭の写真の銀杏であります。

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お邪魔させていただいたのは、浄土真宗本願寺派の西蓮寺さん。地図だとここですね。後で調べてわかったのですが、砺波市内には3か所の「西蓮寺」さんがあるようなので、訪問される方は注意して下さいね。

富山市内から南砺方面に向かう人はよく通る道だと思います。

境内では住職さん(と思われる方)ともお話しできました。その時は銀杏の樹齢は400年との事でしたが、お寺のHPでは300年以上となっています……(笑)

宗教施設はヨーロッパの教会なんかもそうですが、行事がない限りとてもウエルカムな感じが素敵ですよね。

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ちなみに住職さんによると、見頃になる紅葉100%は今週中頃からのそうです。

お時間のある方は是非〜

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ではまた~